【冷蔵庫で片づけトレーニング(その2)】

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片づけで人と暮らしの調和を導く...
『片づけコンダクター』橋本裕子です(広島県福山市)

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【冷蔵庫で片づけトレーニング(その2)】


新しい冷蔵庫とのお付き合い。


届いてすぐ、古い冷蔵庫の収納を参考に、冷蔵室は棚板を外しケースを使って収納を整えました。

【BEFORE】
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しかし...
以前の冷蔵庫より収納量がぐっと増えた(345L→475L)にもかかわらず、なぜか使いにくい。
食材があることを忘れてしまったり、どこに置いてよいやら迷ったり。


冷凍庫や野菜室は前と同じで上手くいっているのに...冷蔵室は上手くいかない。


『収納スペースはたくさんあるのに上手く使いこなせない』
『前は上手くいっていたのに、新しい冷蔵庫では上手くいかない』



おやおや、この感覚。
アパートから戸建てに引越した時の感覚と似ている。


収納量があれば片づく訳でもなく、
家が違えば同じ収納方法が上手くいくとは限らない。(片づけ本あるあるです)


ということで...自宅の収納スペースと同じ感覚で見直しを開始。


【ステップ1:困っていること】

①食材があることを忘れてしまう。
   (忘れた食材があった場所:深さのある収納ケース、棚板の最上段)


②定番品以外の食材を買った時や、おかずの残りを入れる時に置き場所を悩む。
   (置ける場所が少ない)


【ステップ2:どうしたいのか(目標)】

*食材をきちんと使い切れるよう、存在を把握できる収納。

*買い物や料理の後、食材をどこに置こうか迷うことなく素早く収納したい。

*私だけでなく家族にとっても、取り出しやすく、戻しやすい収納。


【ステップ3:原因】

①見えないこと...

  *深い収納ケースで忘れた食材は、ケースの中に埋もれて見えなくなっていた。
  *最上段で忘れたモノは小さなケースに入れた食材。棚の奥にあり、見えなくなってた。
 
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②置き場所に悩むこと...

  *ゴールデンゾーン(取り出しやすい位置)に置きたいモノの多さと、置けるスペースが合っていない。


【ステップ4:対策】

まずは冷蔵庫内をもとの形に戻すことから。
下段の棚板2枚(左右)を戻して最初から。
 
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棚板を外した理由は、鍋がそのまま入らないから。(鍋ごと入れることが多い)
もちろんこの棚板の状態では使えません。
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①ゴールデンゾーンの下段に棚板を増やし、食材を置ける場所を増やす。

  *右側の棚板は左の棚板がないと自立できないので、右側を外してラックを入れる。
   (ラックは棚板よりも少し高さがあり、鍋を納めることができる)

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  *食材が埋もれない深さで半透明のケースを使う。(見える収納を意識)

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  *鍋を入れない時は、より見やすいように右側へ置く。
  *下段の左棚板。上下では上の方が見やすく置きやすいので、すぐ消費したいモノは上に置く。

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②最上段に小さい食材や、すぐ消費したい食材を置かない。

  *すぐ目につきやすい大きなモノ(開封前の飲みモノ)や、消費期限が長いモノをおく。
  *小さなケースを使わない。

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【AFTER】

場所ごとに置く食材を決めて...今回の見直し終了。

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さてさて、今回の見直しで意識をした

★自分や家族のゴールデンゾーンはどこか
★目の届きにくい場所にはどんなモノを置くのか、どう収納するのか
★収納用品をどう選ぶか


これらのポイントは、食器棚や押し入れなど、家の中の収納スペースにも繋がるものです。


そして、冷蔵庫の容量の変化は、『高さ』『奥行』の変化だと気づくことができました。

もちろん横幅も少し広くはなりましたが、幅が広くなることには問題は感じられず、高さと奥行の変化に対応できていなかったことを実感。

これも又、家の収納に繋がるポイントです。


他にも、
『冷凍庫の立てて収納は、洋服ダンスの収納に繋がるなぁ』と感じたり、
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『野菜室の収納ケースで空間を横に区切って収納は、洗面台収納(引出しタイプ)と繋がるなぁ』と感じたり。
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冷蔵庫1台で、家の中の色々な収納スペースに繋がっていく。
ということは...

冷蔵庫の見直しで『片づけトレーニング』ができるじゃないか!笑


もちろん今回の冷蔵庫の見直しがベストかどうかは、使い続けないと分かりません。

しかし、これから先「使いにくいなぁ」と感じても、片づけトレーニングができると思えば楽しいもの。
(私の場合はです...職業病。笑)


冷蔵庫とほどよい付き合いをしながら...


みなさんも是非、片づけの筋力を身につけましょう♪




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by naoyan2005 | 2018-09-12 12:07 |   -キッチン

■橋本ゆう子 片づけコンダクター/ライフオーガナイザー® パーソナル片づけレッスン、自宅講座、執筆などを通して「暮らしに寄り添う片づけ方」を提案しています。


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