【「あれどこ?」は無くならず】
2019年 06月 20日
片づけで人と暮らしの調和を導く...
『片づけコンダクター』橋本裕子です(広島県福山市)
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【「あれどこ?」は無くならず】
ストロベリームーンという名の満月のせいなのか...「頭痛」で始まった今週。
私が落ち着いた頃に、今度は主人が「頭が痛い」と。
なんともトホホな夫婦です。
さてさて、タイトルにありますように、片づけの仕組みができていても「あれどこ?」という家族からの質問が無くなることはありません。
今回の頭痛でも、主人から「頭痛薬どこ?」と聞かれました。
我が家の薬は廊下収納。
「くすり」とラベルを貼っている引出し。
で、頭痛薬は手前左が定位置。
もう5,6年、ここが定位置。変えていません。
それでも...「あれどこ?」と聞かれます。笑
聞く理由を私なりに考えてみると
①「どこ?」と聞けば、「はい」と出してくれると思っているから。(自分で取り出すのが面倒)
②いつも同じ頭痛薬を入れている訳ではないので(薬は私が購入している)、今入っている薬が本当に頭痛薬なのか分からない。(パッケージを読むのが面倒)
とにかく自分で確認するのが面倒。
確実に素早く手にできる方法は「聞くこと」だと思っていたのでしょう。
まぁ、体調が優れないことからもきているので、仕方ないことでもあります。
しかし今回の薬以外でも、「あれどこ?」は今まで何度も。
片づけが苦手で散らかっていた頃と比べると、各段に減ったものの「ゼロ」にはなりません。
特に使用頻度の低いモノほど聞かれます。
家の収納の仕組みは、ほぼ全て私が見直しをしています。
家族の特性に合わせて...と、置き場所や収納方法を考え、ラベルを貼って分かりやすくする。
そんなふうに対応はしているものの、家族にしてみたら、使用頻度が低いものは探すよりも聞く方が断然簡単。
仕組み作りをしておけば、家族がスムーズに片づけをしてくれるとは限りません。
イライラがゼロになるわけではありません。
完璧な仕組み作りはありません。
片づけができれば、人生全てが上手くいく...なんて壮大なことも思っていません。笑
このブログや著書「片づける力をつける」でも書いていますが、「あれどこ?」を減らすことよりも、「あれどこ?」と聞かれた時、スムーズに説明できることが大切だと私は思っています。
「あれどこ?」と聞かれても、「的確に答えられない、伝わらない」...だからイライラするんです。
自分自身がモノの場所を把握できていて、それを家族に説明できれば、イライラやモヤモヤする気持ちも変わってきます。
自分が把握する。
まずはそこからです。
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by naoyan2005
| 2019-06-20 17:10
| -廊下収納