【かあちゃん文庫】
2020年 02月 08日

片づけで人と暮らしの調和を導く...
『片づけコンダクター』橋本裕子です(広島県福山市)
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「かあちゃん文庫に新しい本が入ってるからね」
「うん」
息子の素っ気ない「うん」は、了解したという重みは無く、どちらかとえば聞き流したような軽い音がする。
いわば愛情の押しつけだ。
息子にとってはいい迷惑だろう。
だから「読め」とは言わないし、息子が読んでいない本があっても、とやかく文句はいわないように心がけている。
実際、かあちゃん文庫の本を学校に持って行ったり、夏休みの読書感想文として読んでいるのを目にすることもあるが、手つかずの本もある。
ま、私が読んでいるからいいのだ。
結局は、わたしが読みたいだけのことなのだ。
息子が通う中学校では、朝10分ほど読書をする。
入学してしばらくは、家にある本を持って行っていたが、家の本はどれもすでに読み終わっているし、だいたい小学生向けの幼い物語ばかりだ。
学校生活に慣れるのに精いっぱいで、学校図書館にも近所の図書館にも行けない状態。
ならば母ちゃんが選びましょうか…と、まこと勝手な「かあちゃん文庫」を始めようと決めた。
さて決めたはいいが、昨今の中学生男子。
息子にとってはいい迷惑だろう。
だから「読め」とは言わないし、息子が読んでいない本があっても、とやかく文句はいわないように心がけている。
実際、かあちゃん文庫の本を学校に持って行ったり、夏休みの読書感想文として読んでいるのを目にすることもあるが、手つかずの本もある。
ま、私が読んでいるからいいのだ。
結局は、わたしが読みたいだけのことなのだ。
息子が通う中学校では、朝10分ほど読書をする。
入学してしばらくは、家にある本を持って行っていたが、家の本はどれもすでに読み終わっているし、だいたい小学生向けの幼い物語ばかりだ。
学校生活に慣れるのに精いっぱいで、学校図書館にも近所の図書館にも行けない状態。
ならば母ちゃんが選びましょうか…と、まこと勝手な「かあちゃん文庫」を始めようと決めた。
さて決めたはいいが、昨今の中学生男子。
どんな本を読むのでしょうか?
分からん…
分からん…
未知の世界にとまどい、悩み、決められず…
暗雲立ち込めたかあちゃん文庫。
そんなある日。
図書整理のボランティアに通っている小学校でのこと。
新しく入った本の中に、見覚えのある黄色の表紙の本があった。
森絵都さんの「カラフル」だ。
図書館で借り、号泣しながら読んだっけ。
いい小説だった。
いい小説だった。
けれども、主人公は中三で引きこもり、気になる女の子は援助交際、母親は不倫だったよね…
小学生が読むのですか?読んでいいのですか?
驚いてスマホで検索してみると、そこには小学生高学年からのおススメの本と書かれてあった。
そうか!もう小学生でも読むんだ!
自分が時代遅れの人間なのだと気づかされた瞬間だった。
そして、
ガラガラと、高くぶ厚い壁が外された。
向こうには広々とした気持ちのよい色とりどりの景色が広がっていた。
かあちゃん文庫、一冊目は「カラフル」!
それからというもの、まるで自分が二度目の青春を味わうかのように少しずつ本を選ぶようになった。
「サッカーの神様をさがして」
「あと少し、もう少し」
「未来のミライ」
「よるのばけもの」
「星に願いを、そして手を。」
「キケン」
「神様のコドモ」
などなど…
中一が終わるころには学校図書館を利用することも増え、息子なりに本を選んで読むようにもなっていた。
かあちゃん文庫を利用するもよし
学校図書館を利用するもよし
さて、かあちゃん文庫も、この春で3年目に入る。
並んだ本を眺めていると、青春ものを選ぶ傾向があることに気づく。
偏っている。
分からん…
分からん…
未知の世界にとまどい、悩み、決められず…
暗雲立ち込めたかあちゃん文庫。
そんなある日。
図書整理のボランティアに通っている小学校でのこと。
新しく入った本の中に、見覚えのある黄色の表紙の本があった。
森絵都さんの「カラフル」だ。
図書館で借り、号泣しながら読んだっけ。
いい小説だった。
いい小説だった。
けれども、主人公は中三で引きこもり、気になる女の子は援助交際、母親は不倫だったよね…
小学生が読むのですか?読んでいいのですか?
驚いてスマホで検索してみると、そこには小学生高学年からのおススメの本と書かれてあった。
そうか!もう小学生でも読むんだ!
自分が時代遅れの人間なのだと気づかされた瞬間だった。
そして、
ガラガラと、高くぶ厚い壁が外された。
向こうには広々とした気持ちのよい色とりどりの景色が広がっていた。
かあちゃん文庫、一冊目は「カラフル」!
それからというもの、まるで自分が二度目の青春を味わうかのように少しずつ本を選ぶようになった。
「サッカーの神様をさがして」
「あと少し、もう少し」
「未来のミライ」
「よるのばけもの」
「星に願いを、そして手を。」
「キケン」
「神様のコドモ」
などなど…
中一が終わるころには学校図書館を利用することも増え、息子なりに本を選んで読むようにもなっていた。
かあちゃん文庫を利用するもよし
学校図書館を利用するもよし
さて、かあちゃん文庫も、この春で3年目に入る。
並んだ本を眺めていると、青春ものを選ぶ傾向があることに気づく。
偏っている。
偏りはいかん。
息子に最近読んだ本を聞いてみると、友達の本を借りたと言う。
中村文則さんの「教団X」
「よく分からんかったけどね」
そうか、そうか、
青春の向こうに、もういっているんだね。
かあちゃんはいつも君たちの後ろを追いかけているのかもね。笑
これから息子が選ぶ世界はもっと広がり、かあちゃん文庫もお役御免になるだろう。
まぁ、その日まで。
母ちゃんからのラブレターのように
母ちゃんは本を選んでいくよ。
息子に最近読んだ本を聞いてみると、友達の本を借りたと言う。
中村文則さんの「教団X」
「よく分からんかったけどね」
そうか、そうか、
青春の向こうに、もういっているんだね。
かあちゃんはいつも君たちの後ろを追いかけているのかもね。笑
これから息子が選ぶ世界はもっと広がり、かあちゃん文庫もお役御免になるだろう。
まぁ、その日まで。
母ちゃんからのラブレターのように
母ちゃんは本を選んでいくよ。
by naoyan2005
| 2020-02-08 17:50
| 【暮らしの・出来事】














